賢く取り入れたいテレビ会議

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テレビ会議システムで使用されるネットワーク環境

テレビ会議システムで使用されるネットワーク環境は現在、ISDN回線からIPネットワークへと移行しています。

遅延の減少とリップシンク
まず、テレビ会議での映像の遅延というのはデータが重いために発生するものです。スムーズに会議の時にコミュニケーションをとるには、この遅延をいかに減らせるかということが課題になってきます。リップシンクというのは、映像と音声が一致するようにする技術のことを言います。例えば、人が手を「パン」と叩けば、通常は「パン」という音が先に聞こえて、そのあとから手を叩く映像が届くというしくみになっています。しかし、「パン」という音と手の動作が一致しないと、見ている側は不自然に感じ、ストレスになります。したがって、テレビ会議システムではわざと音声の信号だけを遅らせて、映像と音声を一致させるリップシンク機能を用い、スムーズなコミュニケーションが行えるように映像工夫をします。
音声追尾カメラ
テレビ会議システムの音声追尾カメラというのは、会議中の発言者に対し、その音声をとらえ、自動的にカメラを上下左右に動かしたり、ズームアップしたりする機能を持つカメラのことです。複数人が会議に参加する場合には、発言者にわざわざカメラのほうを向かせたり、会議中に発言者を映すようにリモコンで操作したりというのは、手間と時間がかかり、会議の進行の妨げになります。音声追尾カメラを利用すれば、カメラが自動的に音声を検知してくれるので、そのような操作の煩わしさから解消され、スムーズに会議が進行できます。
複数の映像を同時に送受信するH.239
H.239というのは、通常の映像に加え、1つ以上の付加映像データを用いたテレビ会議を可能にする規格のことで、2003年にITU-Tで国際標準化された規格です。つまり、複数の映像を同時に送受信できる機能を持っているわけです。例えば、テレビ会議での発言者の顔+資料となるパソコン画面などを同時に映し出すことで、会議内容がより分かりやすく伝わるようにしていきます。
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